東京デリカ食品株式会社の取り組み

近年、高齢化社会と飽食の時代を背景に、人々の健康志向が高まってきています。 健康食品の歴史は古く、大豆は昔から五穀の一つとして愛用されてきました。納豆は、我が国が誇る伝統ある健康醗酵食品です。また、大豆を主原料とする食品のなかでも、ひときわ消化がよく、栄養価が高いといわれています。 当社では、オートメーションシステムの導入や人材の養成を行い、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)の基準の考え方に基づき、品質向上・衛生管理等、日々研究・改善をし、「安全で、安心な、より良い製品造り」を念頭に努力してゆく所存でございます。

品質へのこだわり

■ 職人の継承(感性・感覚)
近年、オートメーション(Factory Automation)化が進み人間による作業ミスの削減、作業効率が格段に良くなって
いるのも現状です。しかしながら、納豆は非常に繊細な発酵食品です。納豆造りは、高い技能を持つ熟練した職人を必
要とします。毎日の職人による厳しい感性(五感)により品質が保たれています。

■ 原料の品質
原料大豆の管理につきましては、分別生産流通管理システム(Identity Preserved Handling System)を導入、
残留農薬基準検査「ポジティブリスト制度」に対応をしております。また、厳選された契約栽培大豆を使用することに
より、安全で安心な商品をお客様にご提供できる仕組みになっております。
副原料の管理に関しましても、各セクションの細かい対応と鮮度・品質の良い原料を探求しています。

■ 衛生管理
当社では自主検査部門の設立や、外部公的機関に様々な専門的な検査を依頼し、安全な食品の製造を行うために、定期
的な抜き打ち検査を実施し迅速に対応しております。また、食品衛生法に基づき、従業員の向上を図る為、衛生教育、
指導を行いより良い品質を目指し製造しております。